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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 245

ページ: 245

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【右丁】 いり身之上に置也雉。鵠。菱喰などにてもなす也魚類にては 鮏を用ゆ故に献立に書には何の皮煎と認べし鮏之皮煎の 時は少も身は入れず皮計也鳥之皮いりも本は皮ばかり也       雁之せん場 雁之身をゆでゝ後きどるべし鴨も同様也焼たるをせんば やきといふやき鳥のしげき時は仕立方をかへるがよし       桜熬章魚 たこを能洗ひさつと湯煮して二三寸計に切て皮をむき小 口より二三枚程づゝ切りつなぎて切落し塩梅よき煎物下 地へ入れさつと煮るべししんぢよかふわ〳〵の取合によろ しき也たこのいぼは付置きたるがよし 【左丁】       愛知川いり 薄みそにて仕立たる魦(ハヘ)之吸物をいふ也古実あり古実を知 らざるものは小鮎などの吸物の如くにいふ笶べし       うけいり うけいりは魚の摺身を小《割書:サ》く丸めゆびきたれ味噌にて煮る 也冬はこれを霙の吸物といふ       ふくらいり のしを一寸あまりに切り熱湯にてちゞめ吸物又はそへ肴 に用ゆ又生の鮑を薄く作り湯にてちゞめ用うるもよし       熬 物     鯛の薄身 鮏 串子 鱧 鯉 はだ白 あこう