← 前のページ
ページ 246 / 282
次のページ →
翻刻
【右丁】
白魚 桜煎 かき 赤貝 鮑 はらゝ子 烏賊
鰹 薯蕷 あわ雪 とき入玉子 おぼろ 松茸
卜治 初茸 なめ茸 茗荷 身胡桃 土筆
豆腐 吸口 柚 青山椒 木の芽
鯛は薄身計よろしき也
さけは三枚におろし薄身血合を去りさん木に切るベし
煎子は中を能洗ひ開きてさん木又は小口切にてもよし
鱧は細うけか又は切はんぺいがよし
鯉は三枚におろし薄身の骨及すたれ骨を去り算木に切るべし」
はだ白。あこうは皮を引き三枚におろし薄身血合を去りき
どるべし
【左丁】
白魚洗ひて其まゝ
桜いりはたこなり上に記す
かきはよく洗ひて玉計よろしき也
赤貝はせん又はへぎてもよし
鮑はせんか短冊にきどるべし
はらゝごは白水にしばらく漬其まゝ遣ふべし
烏賊はせんか短冊の類にきどるべし
かつ魚は三枚におろし上身をすき皮肌の所をせんに切るべし」
薯蕷はおろしてよく摺るべし
あは雪は玉子の白身をよくあはだて汁の煮立し所ヘ入れ
そつとかきまはしおけばあは雪になる也尤も塩仕立なる