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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 250

ページ: 250

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【右丁】 かれひは鱗をふき石を取りゑら腸を壼貫にして能洗ひ雫 をたらし蒸にかけ置き玉子の黄身計から鍋に入れ湯煎に して箸にてかき立おる中に奇麗に菜種となる也さてかれ ひ火通れば頭のきわより尾筒迄ヘ生の玉子を解ながしか はかざる内に拵置たる菜種を一面にかけ揃へたる海松を あしらい猪口に薄いり酒か二盃酢又はだし醤油などを添 出すべし       魽厚炙 赤貝二ッに割ゑらわたを去り皮を剥き能舂崩身を少し入れ 玉子の白身と塩とを入れ能摺べし赤貝の厚炙はかたくな るゆへ少し延し厚炙鍋にて炙べし炙方は常のことし 【左丁】       海蛇厚炙 水毋と能洗ひ塩を出し水気なき様に能拭ひ鍋の丈に長せ んに切り玉子に摺身を加へよく〳〵交合し程よくならべ入 れ炙べし       布久め厚炙 一塩の小鯛。ぐじ。鱈。かますにても能鱗をふき中骨薄身血合 の骨を取りさつと湯煑して身計を能もみくだきほぐして 鱠残魚之崩し身を三分計入れ玉子の白身にて延し能交合 し炙べし       蛸厚炙 蛸を生にて皮を剥き摺こぎにて能たゝくか又臼にてつく