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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 254

ページ: 254

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【右丁】 小《割書:サ》き魚を二ッ串にさし焼て串のまゝ出すこれを両ざしと いふ又小《割書:サ》き鯛の脊のひれを尾まで切つゞけ尾半分のこし くりから龍の如くにさして上の串のとめに尊者のひれを よこにさしてとめ串ながらあぶりて出す也これを龍ざし といふ       雀 炙 本名すくめ炙 小鮒を頭より脊割にして中骨を去り下炙をよくし山椒醤 油を付て遠火にかけほいろに掛置たる様にはしやぎたる を賞翫す       鮎炙方 鮎を炙て二ッ引時は一ッは塩炙一ッは色付炙にしたるがよし 【左丁】 うるか焼といふはうるかを取らず其侭やきたるをいふ       羽ぶしあへ及もゝき和 羽ぶしあへは雉の羽ぶしをこまかにたゝき酢をかへらかし て二三度煎り山葵を入れあへるべし もゝきあへは雁のもゝきの上之皮を切り取り火にてちゞ め薄く細く作りはぶしの皮をも同じ様に作り入れ胡桃。あ さのみなどを入れ山葵酢にてあへるべし       膓 和     鮑  赤にし  長にし  さゞゐ それ〳〵の青膓を湯煮して毛水なうにて押こしにし味噌に 色の付程に交せ能摺り酒にて延し塩梅すべしみそのかた