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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 258

ページ: 258

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【右丁】 二年酒一升に削りたるかつ魚ぶし六十目梅干三ッ入れこれ に醤油を少し指し七合に煎じ塩にて塩梅し色薄く煎かげ んまへめになしたるがよし是は本煎酒よりはかるくすべし       煮梅酢 煮梅の肉計を摺り毛水なうにてこし酒にて程よく延し白 砂糖を加へ甘くして刺身などに遣ふ鱠に遣ふ時はあまり 甘きはよろしからず何れも塩かげんはいらず       酢之事 酢を遣ふ事は夜はいむべし煎酒などに少々加ゆる事は格 別酢をおもに用うる事は大ていなれば用捨すべし       霰 浮 【左丁】 摺身を板に厚《割書:サ》二分計に延し竪横に切てすくひ水へ浮る 也竪横に切時は割刀に水をたつぷり附て切べし板をはな す時にも水をたつぷりかけて板をはなすべし霰は細かな るがよしあみじやくしの目などより押出し拵ゆれども是 はみくるしき也       雪 菜 和かなる摺身を菜の葉に薄く延て湯煮すべし       玉子巻鱧ぺい 玉子の薄ふの炙に摺身をつけ巻て蒸べし又青のり。浅草 海苔を火取細かにして摺身の上へ一面にふり巻て蒸し たるもよし木の芽其外いろ〳〵重ね巻事多くあれども