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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 260

ページ: 260

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【右丁】 鉾は竹輪を二ッにわりたる形を作りたるもの也       松風蒲鉾 摺身を板に松風之厚《割書:サ》程に附て下炙をして其上へ玉子の 黄身をぬりけしをふりかけ炙めをつけ板をはなしてき どるべし結松風はあたゝかなる内にきどり結ひたるがよし       串子蒲鉾 漬海巤子皮を去り身計を能すり鱠残魚の崩身を交ぜ塩加 減して能摺べし色の黒くなる程いりこを入れたるがよし       鳥仕立様 雁。鴨其外何鳥にてもよし取わけ雁は第一によし右は何れ も胴がらを去り能たゝきそれに芹之白ね葉共にたゝき 【左丁】 込み形ちを心まかせに或は丸く又は角。つま。色紙などにな し油にて揚いり酒にて食す       きやつかう 三年まへの茄子の香の物を能塩出しゝて皮を去り実斗を 古酒にて能煮摺鉢にて摺つぶし黒胡麻を煎て交ぜうどん の粉をかたくこね右の品と能舂交ぜ能むし山椒味噌或は 胡麻あん。葛あんなどにて食す又揚て煮物などにもあしら ふなり       生子小疂 生子を二枚におろし膓筋を去り水にてよく洗ひ二三枚に すきあげ細く作り塩梅したる熬酒におろし山葵を入れ出し