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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 262

ページ: 262

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【右丁】 にのべ是を右のうなぎの身の方へ二へん計付て炙べし       柿ひしを 美濃のつるし柿の核を去り飯椀に一杯葛の粉かさに一杯 右をよく摺交ぜ人参。午房。椎茸。柚などをせんに切り三ッ葉。 芹などを細かにたゝき何れも加役に入れ酢醤油にて味を つけよき程に丸め油にて揚遣ふ衣をかけたるを衣かけ柿 ひしをといふ也       饡 取立の絞り湯葉を長《割書:サ》二寸あまりに切りうどんの粉に塩加 減をなし白砂糖を少し加へ少し濃く解て右の湯葉によく つけ油にて揚る也引肴の取合などによろし 【左丁】 右之衣に百合根衣。栗衣。長芋衣。くわゐ衣。銀杏衣。小豆衣。大豆 衣などゝ云は何れも湯煑して能摺り毛水なうにてこしう どん粉水にて解き塩かげんして右之品と当分に合しよく 解きて是を衣に用ゐたるをいふ也 若布。堅布。青のり。浅草のりの衣は何れも能火取り粉にして うどん粉に交ぜ解き合し用ゆ       蓮根煎餅 蓮根の皮を剥小口より一分位に切りしる飴に水を入れこ れにて蓮根を煮誥折敷へあげけし。青のりなどをかけ助炭 へ入れ置べし又蓮根を煮誥其侭火取たるもよろし午房は 能湯煮し切形して右の如く仕立たるがよろしき也