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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 263

ページ: 263

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【右丁】       より鱲子 よきからすみの皮を去り小刀にてより鰹の如く削るべし からすみはぼらの子を本とす其形唐墨に似たるゆへからす みといふ也       ばいろちい 酒之糟をよく摺り塩と砂糖とを入れ金柑麸を酒にて能味 づけ右の糟に包み油にて揚げたるがよし又蛎に味をつけ 同じ様になしてもよし何れも醤油をかけて食す       春の錦 古き大根の香之物を一分位に切り能塩出しをして濃き溏 油にて能煮。玉子を煮貫にして黄身と白身とを分け裏ごし 【左丁】 して右之大根にかけ用ゆ尤黄白と分けかけたるがよし       おけら木 かつ魚節と能洗ひうはがつ魚を去りじん計を大平に削り 酒しほに醤油を加へ右のかつ魚に打じよたんへ入置き乹肴 又は取肴などによし かつを古は生にて食せず干たるを食す故に鰹の字を書く 也干たるかつをは松のひでに似たるゆへ松魚とも書く       ふくめ     干鱈 干ぐじ 干かます 干鯛 塩鯛 ふくめは何れの魚にても湯煮して骨皮を去り布に包み能 絞りほぐすこれをぼんぼりといふ干鱈のふくめは色白く