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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 266

ページ: 266

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【右丁】       豆腐かん 一丁の豆腐を其まゝ布に包み能水を取り極上の醤油を澤 山に入煮染めきどりて組肴などの取合に用ゆ真の豆腐か んの仕立様は豆腐を一丁宛汲み六方にある布めのまゝ久 しく押をかけ水を能たらし藁につなぎてもくだけぬ程に よくしめ極上の醤油を澤山鍋へ入れ鍋の蓋をせず豆腐の 色黒くなる程煮染むべし是を寒中に拵へ置ば久しくもつ もの也さつそく拵るには常の豆腐一丁を四ッ程に切り水氣 を能取り煮染にすべし       御手洗豆腐 豆腐をしぼり毛水なうにてこし葛を少々入れさつと摺て 【左丁】 御手洗だん子の位に丸め米の粉にこかし湯煮して水に冷 し串に刺て焼めを付たるを御手洗と云焼め付ざるを松露 豆腐と云うこんの粉にて色を付たるを金柑豆腐と云蒲鉾 とうふは右之通に豆腐を拵へ板にかまぼこなりに付て蒸 し炙目を付て丸煮にしよき程にきどるべし       氷柱豆腐 豆腐を竪に細く切り葛の粉をふりかけしばらく置き又か へして同じくふりかけ置て沸湯へそろりと入れ金杓子に てすくひ水へおろすべし遣ひ方は吸物又は薄葛あんもの によし       松茸飛龍頭