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【右丁】
よし
揉 麸
生麸 うどん粉 餅米 つくね芋 豆腐
生麸に右之類を少し宛むらなき様に鉢などの中にてねり
交ぜつみ切て丸めさつと湯煮し熬物酒麸清汁などによろ
しき也又生麸に餅米の粉のみを交たるを南京麸といふ仕
立方右に同じ
松前麸 一種
上々のもぞく昆布をほうろくにて火取粉にして能ふるひ
是を麸に澤山に入るべし又平昆布を火取やげんにて細か
にし交たるは猶よろし形は隨意にすべし
【左丁】
紅そば
常の如く湯でたるそばを湯にくゞらせ湯をよく〳〵絞りそ
れより重箱などへ紅と共に入れ蓋をしてそろ〳〵ふり打かへ
せば色能付也五色そば五色うどんなども右の如くすべし」
鴨そば。鱧そばなどいろ〳〵あれども何れもそばを打時交合
しそばに打たるものをいふ
橡 麺
とちの實を粉にしてこね棒にて薄く延し切麦の如くすべし
橡麺を作るに手早くせざればのびず此よりとちめん棒ふる
といふ俗言起りしものなり
柿水飩