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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 271

ページ: 271

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【右丁】 袛園坊を湯煮して二ッに割小刀にて内の肉をこそげ取能摺 て毛水なうにてこし重箱などへ入置きかんてん一本に水 五合入よく〳〵煮立右の重箱の中へ毛水なうにてこし入手 ばやく箸にてかき交其侭さましかたまりたる時切重又は 小才杯に切刺身。鱠。ぬたみその類に遣ふ也取合によりて敷 味噌などにも用う風味よろしきもの也       葛素麺 水一升に葛三拾目入れかき廻し煮る是をもどしと云右の もどしを能さまし是にて極上の葛を解き吸物椀などの底 へ宂をあけそれへうつして沸湯の中へ引べし       葛卜治 【左丁】 葛を毛水なうにてこし熱湯をさし程よくこねそれより卜 治の形ちに拵へ熱湯へ入れうきあがりたるを水へおろすべし」 葛いくち茸。同茄子。同柿。同桃。同そら豆など何れも右の如く なしてそれ〳〵の色を付る也       鮓 鮓と計いへば鮎之鮓に限るなり餘の鮓は何々の鮓と云べし       野ぶすま鮓     伊勢海老 木耳 三ッ葉 蚫之貝をはなし能洗ひ小口より大平に作りたる蚫を煮出 し籠などへ入れ沸湯に二三べんくゞらせ袋のことくなりた るを酢にて洗ひ置くべし