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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 272

ページ: 272

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【右丁】 海老は皮をむき生にて細かに裂べし車海老にてもよし 木耳は一枚宛かさね巻て小口より刻むべし 三ッ葉五分切 和様は酢。酒。焼塩にてしんみりとむまき加減に拵へ右之品 々をさは〳〵と和へ飯と当分に合し右の蚫の中へ包み漬る べし加役は時の宜しき品を用べし       鱧の姿酢 水鱧大によろし中鱧酢加減心得あるべし大の鱧なれば尾 の方を折らずして煙管筒の如く返し骨切にして元の如く になし飯に時のよろしき具を加へよく誥込布巾にて包み 押をかけ置き切形して遣ふべし姿の侭進物にもなる也骨 【左丁】 之抜様。鯛の姿酢其他いろ〳〵あれども何れも口伝       鯖之巻酢     茗蓼  加役は時之よろしきものを用べし 鯖を三枚におろし薄身血合上身をすき取り皮を引き極上 の生酢にて洗ひ置べし 蓼はしばらく酢につけ押をかけ置べし 酒塩と右之鯖を洗ひたる酢と合せ飯をほぐし置き鯖に水 氣なき様に拭ひ鯖之上へ飯を一粒ならべに置き其上へ右 の蓼をならべ小口より巻き包みて押をかける尾の方より 巻たるを鯖之うず巻酢といふ       午房巻鮓