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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 273

ページ: 273

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【右丁】     椎茸  木耳  紫蘇の實 椎茸は水につけ薄味を付置べし 木耳は一枚宛かさね巻て小口より刻む也 紫蘇の實は水にて能能洗ひ薄味をつけ置べし 午房は銀砂午房之薄皮を去り薄くむき水に漬あくをよく 出し白水にて能煮それより薄味を付る也 漬様は塩飯に極上之酢を合せ能ほぐし右の加役を入れ午 房にて巻きしばらく押をかけせいろうに入れ蒸し吹て喰 程のあつきものを出すべしこの鮓は常の鮓より酢を少々 ひかへたるがよし是は寒氣の節に遣ふ鮓也長芋巻。蓮根 巻など大畧右に同じ 【左丁】       牡丹餅鮓 赤之方の加役は うなぎ 椎茸 三ッ葉 黄之方の加役は 鯛  赤貝  木耳 うなぎはかばやきにして細々に刻べし 椎茸は薄味を付て右の如くすべし 三ッ葉はさつと湯煮して莖計五分切 鯛は三枚におろし皮を引薄身血合を取り小口より薄く作 り薄塩をあて酢にてさつと洗ひ置べし 赤貝は二ッに割わたを去り小口より薄く作り薄塩をあてぬ まりなき様に水にて能洗ひそれより酢にて洗ひ置べし 木耳は水に漬石付を去り生砂子に刻べし