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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 275

ページ: 275

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【右丁】       松茸飯 松茸を清汁にて煮あげ笠を細かに切り莖をほそくさき飯 に交合し柚を薄く輪切にして一切椀へ入れ其上へ右の飯 を盛り松茸を煮揚たるすまし汁を塩梅よくして付て出べし       長芋味噌漬 長芋を小口より五分計に切り水につけぬまりを能取り中 みそに酒を合し桶之内へ一面に敷き其上へうるしこしの 紙を敷き其上へ右之芋をならべうるしこしの紙をきせ其上 へみそを一面にならべて少し重き蓋を置べし       蠣漬様 かきの大粒なるをさつと洗ひ湯煑してさまし右の湯煮汁 【左丁】 一升に塩五合入れ煮かへしてさまし右の蠣を入れかきの浮 ざる様に落ち蓋をして輕きおもしを置べし入物は桶など かよし壼はあしゝ 遣ひ様は塩を能出しあつき湯に漬置きさし込にすべし風 味よろしきものなり       生漬茄子 常の香之物のかすを味噌のあめにて随分ゆるくとき塩を 澤山に入れ色よき茄子を漬込べし此生漬は色も風味もよ ろしきもの也出しおきにてもあまり色はかはらず       金れん。銀れん之事 古は刺躬などにふか。鯨之金れん。銀れんを用ゐしが当今は