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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 34

ページ: 34

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【右丁】 置き結納祝儀とは吉日良辰に双方之親より媒人之案内に て音物之使者を遣を云音物之品は分限に応じて沙汰ある べし大上臈。小上臈。年寄。乳人。介添を初め以下之女中方へ祝 儀物ある事は時宜にも人にもよるべしこれは尤上中下の 別により重きと軽きとの分ちをなすべし右に記す趣きは ふるき事をしらしめん為に記したるものゆへ一概に心得 あやまるべからず縁女よりは何方へも音物は遣さゞる者 也たとへいか程略し侍るともこれは分限相応に取かはす べき者也なにほど末々之人にても譬へばちりを結びつち くれを握りかためてなりとも互に取かはすべし       使者及介添之事《割書:付子持筋之事|》 【左丁】 相応之格式ありて繁栄なる人を撰むべし装束之色目はか ちん子持筋介添も使者相応之装束を用ゆべし双方共に人 体装束之事は同様也この装束は主人より新調し給る者也 使者口上之次第は成べく言葉少く只其節之祝儀之事のみ を述るものなり  子持筋とは太き筋と細き筋と付たるをいふ足利時代迄  は曽てなき事也上之御用品に筋二ツ付給ふ事あり是を  御持筋と云後世之をあやまり太き筋を親とし細き筋を  子とし子持筋といふて婚礼などに専ら用る様になれり       奏者之事 奏者之装束は使者と同様にすべし奏者之心得べきは祝儀