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翻刻
【右丁】
胴には竹を二本立合せ下地を一本宛包み其上を練絹に
て包み二本を合せこよりにて二所ふたへまはして結び
二本之合せ目之前へ引出し又うしろへ通し男結びにし
て其下を女結びにして結目之下を紙一重にて合せ帯水
引とてふたへまはしうしろにて両わなに結びおき又前
より水引之端を結び合せ帯へ通し二筋をゑりへ分けう
しろへとり両わなの結び目より通し竪に両わなに結べ
し胴之竹は上を丸め横之木へのみこませ下を赤紙にて
張り上づゝみの紙之下のあまりはうしろへ折返し置也
天児。這子とも祈念所より出るものなり
天児へ装束を着せるには胴之竹を綿にてふとく巻き其
【左丁】
上を絹にて巻き白小袖を一重きせて上へ鶴。亀。松。竹。宝尽
などを金銀之箔にてすり帯を後にて両わなに結べし
天児を略する時は這子輿之先のりをなすべし小袖其外
すべて天児に同じ這子を傍公とも書く同じ事なり
天児には三ツ目迄膳を据るものなり
【天児の図と説明】
横木惣長サ一尺二寸
天児之図 一寸九分程
惣長一尺 五分程
又は一尺二 七分程
寸 三分程
【天兒の図】
竹之長サ七寸或は五寸
顔之丸み一尺又は一尺二寸廻り