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【右丁】
大口図 前 後
ひだ ひだ 裏之方にて紐をしめ結
ひだ べば此とぢめの所袋の如
けぬけ合なり く裏之方へたまり出来
【袴前の図】ひだ二重かさなる 此之紐をし て尻外へ張り出るなり
める 【袴後の図】
也
ひだ 此端を裏へ折る
ひだ ひだ
輿請取渡之事 《割書:付直垂及素襖之事|》
姫君輿に乗らせらるゝ時は右之足より乗らせらるべし姫
君輿に乗らせらるれば輿寄参り輿之長柄に手をかけえ
【左丁】
ん迄出す其時輿舁参り請取二之門迄輿を出し順々に列を
立てそれより舁出る也聟君之屋形へ参れば玄関へ菰を敷
待ち受けらる其菰之上へ輿台を置き召輿をすへる時請取
役人両人輿之左之方より後へまはり渡す役人に向ひ中啓
を右之下に置き両手を着時渡す人も左之膝を着御輿より
少し右之方へ出る様にして右之脇へ中啓を置き両手をつ
き無言にて互に一礼しそれより互に名のり合ひ主人より
の口上を述べ終て渡す人中啓を手に取り左之手を着左右
と両膝を一しさりして立ち後へ右左右と三足にてふみ納
めそれより右之膝をつき左之膝を立《割書:両膝着て|もよし》左之手を出
し請取役人之方に向ひこなたへといふ請取役人御輿之傍