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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 52

ページ: 52

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【右丁】 臼之渡りは二尺八寸高サ恰好より少し高きがよし杵は三 尺六寸也当今は是例を用うる事甚まれなり  上下とは素襖長袴之事也色も紋も上と下と一対なるゆ  へ上下といふ也古は常に素襖小袴を着す小袴を着する  時は素襖と袴と色異るゆへ上下と言ずして素襖袴と云  今は肩衣袴を上下といふこの肩衣もむかしよりあるも  の也足利成氏金襴之肩衣に小袴をめさるといふ事鎌倉  年中行事にも見へたり       女房迎ひ之事 是は聟君之方の局又は年寄などが姫君之迎ひに参るを云       待上臈之事 【左丁】 人体は大方姫君同格之人之役也といへども一概に定むべ からず一族之内にて両親ある人にたのみてもよし奥向之 式事は待上臈之指図によるべし       同立迎之事 姫君輿より出給はゞ待上臈立迎ひそれより姫君を休足所 又は仮粧之間へ案内すべし  姫君輿より出給ふ時は輿之右之方より右之足より出給  ふもの也       男迎之事《割書:付守袋之事|》 聟君待上臈之立迎ひし時遠くよりこれを見て退き給ふも の也古は聟君輿之前まで迎ひに参り給ふ時姫君輿之内よ