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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 68

ページ: 68

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【右丁】 瓶子之役は両人一同に床の前へ進み寄り瓶子を取る時雌 蝶を先へとり中央にあふむけ置き雄蝶を其上へ重ねかけ 置て瓶子を取り両人相向ひ合て持て立ち其酒を銚子と提 とにうつし瓶子を元の如くに飾り置くべし三々九度の式 はこのうつしたる酒にて行ふものなり又流義によりて左 の方之蝶を右へおき右の方之蝶を左へ置く事もあるなり 瓶子之役は当日第一之役也口伝あり両人之衣体は前に同 じ       通ひ役人之事 中老か又は小姓衆之役たるべし衣体は前に同じこれは配 膳の役なり 【左丁】       手長衆之事 通ひ之役人より老分の人勤めらるべし衣体は前に同じ御 前之手長ゆへ両膝をつき膳部抔のすへよき様にして渡す べし次之手長は膳部抔のおくれざる様に心掛くべし一間 に三人づゝといへども時宜により二人にて勤むる事もあ る也これは取次之役なり       介添之事 乳人或は老女之役也姫君之右の方に付きそひ居て何にて も手に持ち給ふものを取りて渡す也座敷の都合により左 の方に居ても苦しからず又聟君へも介添を付る事もある なり