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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 69

ページ: 69

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【右丁】       式三献之次第 先づ手掛箸始之式を済し次に引渡にて初献を姫君三献参 りて聟君へ聟君其盃にて三献参り其盃を納む次にわた煎 を据ゑると二枚目の盃にて聟君三献参りて姫君へ姫君其 盃にて三献参り其盃を納む次にうち身を据ゑると三枚目 の盃にて姫君三献参りて聟君へ聟君三献参り其盃を納む 是にて三々九度相済む也式三献の盃を取りかわさゞる以 前は姫君を客人として上座にすゑ盃も姫君より飲み初る 也式三献之盃を取りかわしたる以上は何献参るとも皆聟 君より飲みはじめ何事をも聟君よりはじめ給ふもの也       同酌勤め様之事 【左丁】 本酌。加へ両人とも一同に床の前へ参り銚子。提を持ち本酌 は左之方へ少し膝を居なほり加へは右の方へ少し膝を居 なほりて相向ひ合て一同に立てしさり居り侍る時瓶子の 役両人進み出前記之如く銚子と提とへ酒をうつして床へ 元之如くに瓶子之蝶形をさして飾り置く其あいだに提の 酒を銚子へ加へ相向ひ合て両人とも次の間か或は其間之 下座にかしこまり居る時瓶子の役両人とも一同に勝手へ 入る也扨初献引渡を姫君と聟君とへ据ゑたる時酌人左の 手に三方をさゝげ右の手に銚子を持ち加へと一同に立ち 三足半進みいで出結ひをなし姫君の方へ向ひ行くべし座 ゐごしならば其間の内へ三足半か五足程入りて出結びを