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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 70

ページ: 70

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【右丁】 なし夫より加へは姫君之方に向ひ少し下座にひかへ居る 也酌人姫君へ一献参らせ加へにさがる時加へは早く進み 寄り加へて元之座にひかへ居り酌人又一献参らせし時加 へ又右の如くなす也夫より其盃を聟君へ参らす聟君三献 之次第は右と同前也聟君三献相済ば酌人は直に下座へ退 く其時勝手より二献わた煎を持ち出姫君と聟君とへ据ゑ れば酌人又進みいで聟君の方へ参り二枚目の土器にて初 献の如く三献参らせ其盃を姫君へ前の如く又三献参らせ 又下座へ退く其時勝手よりうち身を持ち出両君へ据ゑ 退く時酌人又進み出姫君へ三枚目の盃にて前の如く三献 参らせ其盃を聟君へ聟君三献参らせらるれば其三方を 【左丁】 座敷之上座の中央に置て銚子のみを持て退く事ありとい へども大抵は三方を置かずして持ち退き加へと共に最初 出結びをなせし所にて入り結びをなして勝手へ入るべし 結び様に口伝あり其次第は略す又盃之三方を扱ふ役人と 本酌。加へと三人出る事もある也時宜によるべし初献引渡。 二献わた煎。三献うち身を姫君と聟君へすうるには先後を なさず一同にすうべし流義により酌人左右に着くと云説 あれども他流之事ゆへ爰に記さず       色直之事 古は三ツ目の朝色直とて姫君迎小袖を着し帯かひどりも 帯付相応の品にあらためらるゝ也聟君色直之装束は姫君