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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 75

ページ: 75

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【右丁】  に納れ遣すべし遠路なればかますに入れ遣也かますと  はむしろにてあみたる袋也餅のかびざる為にかますに  入れ青細引二筋にて十文字にかけ端を両わなに結び和  久につみ遣すべし和久は桧之木地也四角に足あり作り  方はかますの数に応じ恰好に作るべし棒通しの重物な  どは長持の如し油単は用ゐず雨覆を添ふべし       五ツ目之事 五ツ目には聟君嫁君之里へ参らるゝ日也俗にこれを聟入 といふこの日も尤も手掛より引渡烹雑三献の式ありて引 出物をも出し凡婚礼之時の如くすべし酌之勤め様も同様 なり此時之盃は嫁君之父親より初献を飲みはじめ三献目 【左丁】 之盃は聟君にて飲み納むるもの也右相済み夫より饗応あ るべし引出物は初献納りし時勝手より腰之物を持ちいで て聟君へ渡す聟君いたゞき直に立て次之間へ行き腰之物 をさしかへ出て一礼して着座す大小なれば大は次之間に 置くべし時宜により引出物を嫁君之父親手づから聟君へ 渡さるゝ事もあるなり是等の事は媒人より兼て双方へ申 合せ置くべき事也腰之物を錦の袋に入れて出さるゝ事も ある也紐之結様に口伝あり 奥座敷にては嫁君と嫁君の母親との盃事もある也       七ツ目之事 嫁君之父親聟君の方へ参らるゝ日也聟君の両親をはじめ