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【右丁】
すべし音物は目録と引合せ請取り口上之趣きを聞取り音
物を奥へ運び主人へ渡し口上之趣きをも通じ使者を座敷
へ宰領人其外下々のものは別間へ案内し口祝を出し次に
多葉粉盆茶を出しそれより祝酒を出し雑煮。組重。吸物其外
種々之肴を出す時刻なれば膳も出す也軽きはこれに準ず
べし右使者へ主人挨拶に出る事もある也主人之身分によ
り出るに及ばず
音物之請取認め様は先方より参りし目録之通に認め
右御目録之通幾久敷喜納仕候以上
月 日 何 某
何 某 様
【左丁】
如此認め遣すものなり民家にては結納之請取は大切也
使者之名は書に及ばず
結納音物之使者へ金何百疋。巻物何巻。上下一具。杉原何束。宰
領人へ金何百疋。杉原何帖。下々のものへ青銅何貫文ともれ
なく熨斗をつけ遣すべし軽きもこれに準ず右之人数は兼
て媒人より打合せ置くべきものなり
翌朝媒人之方へ双方より使者を以て挨拶に遣すべし
婚姻之日限を定むる事《割書:付|》里方用意之事
翌日舅之方へ媒人を以て聟之紋所。上下。小袖之寸尺を尋ね
婚姻之日限をも取極むべし
里方用意之品 小袖類 地 白 白無垢