翻刻!料理本の世界

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飯百珍伝 - 翻刻

飯百珍伝 - ページ 9

ページ: 9

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【右丁】 て水につけおき引あげてしぼり細(こまか)にきざみ飯(めし)の じや〳〵する時分(じぶん)上におき塩(しほ)も程(ほど)よく入て暫(しばら)く 熟(むま)しおきうつす時かきまぜて食(しよく)すべし   ○芋(いも)の葉飯(はめし) 芋(いも)の葉(は)を生(なま)にて刻(きざ)み蔭干(かげぼし)にしてよく干上(ほしあげ)たる を茹(ゆで)て水に一夜(いちや)つけおき右/大根葉飯(たいこんばめし)と同(おな)じ様(やう) にたきて食(しよく)すべし   ○蜀黍餅(とうきひもち) 関東(くわんとう)にてはもろこしと云 何国(いづく)の農家(のうか)にても蜀黍(たうきび)を少々(せう〳〵)づゝは作(つく)りて餅(もち)          【右丁左下枠外】天保 六 【左丁】 だんご抔(など)にして食するなり予(われ)あるとし田家(でんか)に泊(とま) りしに。右/蜀黍(たうきび)を粉(こ)に挽(ひき)餅粉(あん)のかはりにさつま 薯(いも)を厚(あつ)サ七八分に切(きり)きびの粉(こ)を団子(だんご)のごとくに こね。右のいもをつゝみ。まんぢうのごとくなして。鍋(なべ)の 底(そこ)にこげ付(つか)ざるやうに麦藁(むきわら)をしき其上にならべ 又わらをしきてならべ〳〵して。水をいれ焚(たき)て煮(にえ)た りと思ふ頃(ころ)おろして水をさり椀(わん)にもりて喰(くは)せたり 蒸籠(せいろう)にてむしなばなほ風味(ふうみ)よしといへり。此理(このり) をもつて粉屋(こや)にてうどん粉(こ)の下直(げしき)なる三ばん