翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

木斎咄医者評判 5巻 - 翻刻

木斎咄医者評判 5巻 - ページ 45

ページ: 45

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木斎咄医者評判(不くさいはなしいしやひやうはん) 四  第九 御日待執行之(おひまちしゆぎやうの)事     秋(あき)の夜(よ)の永物語(ながものかたり) 去程(さるほど)に祖父(おうぢ)の。ふりうり太郎。金みづ夫婦の人々も 今ははやあきなひをやめて。ひたすらしよたいの せわをやかれしが。木斎に申さるゝは。我朝(わがてう)は神(しん) 国(こく)なれば。仏神(ぶつしん)を。おふぎ奉りてこそ。仕合もよく 薬もはたらくべきぞ。月待日待を。せられよとの すゝめにまかせ。正五九月に執行(しゆぎやう)おこたる事なし。或 年九月の御日待に。近所(きんしよ)の者ども伽(とぎ)に来りて さま〳〵のなくさみにて。夜をあかし侍るに。去人申さ