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への不/礼(れい)也。六の不治(ふち)の中に驕恣(けうい)にして。不(す)_レ論(ろんせ)_レ理(りを)一
の不治(ふち)と古人も。是を禁(いま)じたまふ。たとへ其病に
毒(どく)ならずとも。用る薬にさしあふ食物(しよくもつ)も有。人々
禁好物(きんかうもつ)の。点(てん)の違(ちが)ひは其わけ也。又いしやのぢひには
相(あい)たりれとも。いしやへのちひなきも有。医者(いしや)
の病人をたのまれては。我近(わがちか)き一るいよりは。大せつ
におもひ。療治に心をくるしみ。寒暑昼夜(かんしよちうや)の弁(わきまへ)
なく。あゆみをはこぶ骨折(ほねおり)も有。医(い)の恩(おん)にあら
ずや薬も野山(のやま)より。ひらい来(く)る物にもなし其
身に応して。礼(れい)もなくてかなはさる事なりたとへ
礼かならすは医の恩(おん)をしらは。手足(てあし)のはたらき成
とも。心入は有べきに。いしやを追(おい)はぎにするも有也
たま〳〵薬代をつかはせば。買(かい)がゝり。はらふやうに
思ひ。われらには定る。うりばのくすりをや。くれ
つらんなど云は。無下(むげ)にさもしき心ならずや。薬代と
云にも品有べし。をのれは十分と思ふても煩(わつらひ)に
より。いしやは不足とおもふもあらん。薬数(くすりかず)がおほく
共/下直(げじき)の薬も有。薬数すくなくとも。本の高き
薬も有第一に一命をたのみなから。恩(おん)をしらぬは了(りやう)
簡もなき事也。爰ではまた。病人(びやうにん)が。仏(ほとけ)二/体(たい)と成也
そのしさいは。たのむときの地/蔵(ぞう)がほ。薬代出す時
のゑんま顔(かほ)もおほく有事也。いしやも皆凡夫(みなぼんふ)な