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鍼治篇《割書:併按術 刺絡》
一凡 病(やまひ)を療(りやう)するの三法は鍼 灸(きう)薬(やく)の三ツの物 鼎足(ていそく)の
ことくにして其一をかくへからす中んつく古(いにしへ)は
鍼術(しんしゆつ)隆(さかん)にして内難(だいなん)の二経に鍼術を説(とく)もの十に
七八あり吾朝に於ても古へ典薬寮(てんやくりやう)には鍼科(しんくわ)を
先とす鍼科に博士(はかせ)を置事(おくこと)は今の世にいたりても
たへす是 吾邦(わかくに)古(いにしへ)を篤(あつく)尊(たつと)ふの致す所ともすへし
誠(まこと)や医として鍼術(しんじゆつ)に精(くわ)しからされは心術(しんじゆつ)を煉(ねる)
事あたはす吾邦丹波家の伝(つと)ふる所 医心方(いしんほう)と云