翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

養生録 - 翻刻

養生録 - ページ 84

ページ: 84

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一 大魚類(おゝうをのるい) くじら ぶり ふか しびの類は油    つよくして病人(びやうにん)大(おゝひ)に忌(いむ)べし 一 川魚類(かはうをのるい) 生(なま)にて食(しよく)するはよろしからす病(やまひ)によ    りて鯉(こい)鮒(ふな)鰻鱺(うなぎ)の類(るい)を用る事は餌食篇(くすりぐいへん)に    委(くわ)し 一 葷菜類(くさきものゝるい) にら にんにく ねき 薤(らつきやう) 野びる    の類(るい)は気(き)つよくして薬気(やくき)にかつの品(しな)なれ    ば服薬(ふくやく)の者(もの)は宜(よろ)しからず 一 菌(くさひら)類 松だけは逆上(ぎやくじやう)つよき品(しな)ゆへに病人(びやうにん)によ    ろしからす しめじは味(あぢ)かるき品(しな)なれば    少々(せう〳〵)用(もちひ)てもくるしからす しいたけは重(おもき)    病(やまひ)によろしからず なめたけ 初(はつ)たけ    しゝたけ 岩(いわ)たけ せうろ 栗(くり)たけ    はりたけ 鼠(ねずみ)たけ 紅(べに)たけ 此類(このるい)有毒の    品にもあらざれども病人は決(けつ)して食ふべ    からず 木耳(きくらげ)は生化しがたきゆへに用べ    からず 一 青菜(あをな)類 つまみな かいわりな ちさ かぶ    らな みづなの類は諸病(しよびやう)とも少々(せう〳〵)用てく