翻刻!江戸の医療と養生

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養生録 - 翻刻

養生録 - ページ 85

ページ: 85

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   るしからず せり みつ葉(は) 葉にんじん    の類(るい)は気味(きみ)つよき品(しな)ゆへに斟酌(みはからい)すべし尤    山帰来(さんきらい)の入たる薬(くすり)服用(ふくよう)の人は一切の青(かを)な    を忌べし 一 豆腐(とうふ) 製(せい)するに塩(しほ)のにがりを以(もつ)てする故(ゆへ)に病    人は先(まづ)は食ふべからず能(よく)気(き)をふさぎ脾胃(ひい)    に滞(とゞこ)りやすし瘡疥(そうかい)頭風(づふう)の類(るい)には別(へつ)してよ    ろしからず 一 褐腐(こんにやく) 製(せい)するに石灰(いしばい)を用るがゆへに消(しやう)しがた    し病人 小児(せうに)など決(けつ)して食(くろ)ふべからず癲癇(てんがん)    を病(やん)だる者(もの)は終身(しうしん)食(くろ)ふべからず 一 筍(たけのこ) 逆上(ぎやくじやう)する病人(びやうにん)によろしからず多(おゝ)く食(くら)へば    口中(こうちう)に瘡(くさ)を発(はつ)する事(こと)あり 一 栗(くり) 化(くわ)しがたき品(しな)故(ゆへ)に多(おゝ)く食(くろ)ふべからず 一 芋(いも) かしらいも 唐(とう)のいも たゞいもの子(こ)皆(みな)    化(くわ)しがたき品(しな)故(ゆへ)に気(き)を滞(とゞこ)らしてあしゝ然(しか)し    至(いたつ)て少(ちいさ)さき子芋(こいも)は其気(き)うすき故に少々(せう〳〵)食    ふてくるしからず 一 慈姑(くわへ) 同上 一 青魚(さば) 病人(びやうにん)此(この)すしを食(くろ)ふべからす白朮(ひやくじつ)を(ふく)服す