翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

養生録 - 翻刻

養生録 - ページ 95

ページ: 95

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 の類(るい)に用てしはらく食(しよく)を通(つう)する事 妙(めう)なり○虫(むし)  歯(は)の痛(いた)みつよきにしはらく含(ふく)みて吐時(はくとき)は口中  悪穢(あくえ)の気(き)をさりてよし○痛風(つうふう)の類(るい)或(あるひ)は痛処(いたむところ)腫(はる)  る事あるにすこしつゝぬりてよし○胸痺(けうひ)心痛(しんつう)  などに薤白根(がいはくこん)をとり焼酒(せうちう)にひたし置(おき)少しつゝ  用れは妙(めう)なり 一 酢(す) 諸(もろ〳〵)の瘡腫(そうしゆ)をいやし積塊(しやくくはい)を消(しやう)し痰水(たんすい)を逐(お)ひ  瘀血(をけつ)を消(しやう)し魚肉菜(きよにくさい)諸虫(しよちう)の毒気(とくき)を殺して諸(もろ〳〵)の関(くわん)  竅(けう)を開(ひら)くの聖剤(せいさい)なり○苦酒(くしゆ)湯とて咽喉(いんこう)腫塞(はれふさか)り  声(こへ)出す勺(しやく)飲も通(とを)らぬに鶏卵(けいらん)に半夏(げ)の末(まつ)を入(い)れ  酢(す)にて能(よく)煮(に)て少しつゝ用る時は咽喉(いんこう)乍(たちま)ち開(ひら)く  事妙なり○産後(さんご)血暈(けつうん)にて人事(にんじ)をしらざるに石  を赤く焼て酢(す)をそゝぎ掛(かけ)けて鼻(はな)に嗅(かゞ)すときは  忽(たちま)ち蘇(よみかへる)るなり○湯火傷(やけど)に頻(しきり)りにぬりてよし○  惣(そう)じて何(なん)の痛(いた)みにても和(やわら)ぐるには酢(す)と酒(さけ)と合(がう)  半にして諸薬(しよやく)に和(くは)して洗(あら)ふときは甚妙なり是  予(よが)試(こゝろむ)効(こう)尤多し 一 飴(あめ) 脾胃(ひい)を和(くは)し虚冷を補(おきな)ひ肺(はい)を潤(うるほ)し咳嗽(せき)をや  む腹中(ふくちう)拘攣(こうれん)を緩(ゆる)くするを第一の功(こう)とす建中湯(けんちうとう)  に用て其功(そのこう)著(いちし)るし○金鉄(きんてつ)の肉(にく)に入るに白飴(しろあめ)を