翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

養生録 - 翻刻

養生録 - ページ 97

ページ: 97

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 を用(もち)ゆれば其(その)しるし速(すみやか)なり○婦人(ふじん)血積(けつしやく)ありて  腸胃(ちやうい)に湿熱(しつねつ)をむすび兎角(とかく)大便(だいへん)通(つう)しかぬるには  折々(おり〳〵)用れは能(よく)通(つう)してよし 一 餈(もち) 腸(ちやう)を厚(あつ)くし気(き)をまし中を緩(ゆる)くし気(き)を補(おきの)ふ  過食(くわしよく)すれは其性(そのせい)熱物(ねつぶつ)故(ゆへ)に胃中(いちう)に稠粘(てうねん)して化(くわ)し  がたし臘中(かんちう)に製(せい)したるもちは別(べつ)してよし○久(ひさ)  しく泄瀉(くだりはら)するに日々少しづゝ食してよし○老(ろう)  人(じん)小児(せうに)夜中(やちう)度々(たひ〳〵)小便(せうへん)に起るには小餅(もち)を一つ二つ  を食(しよく)して臥(ふ)すときは小便(せうへん)を縮(しゆく)する事妙なり○  婦人(ふじん)産後(さんご)に鰹魚(かつを)を和(くわ)し味噌汁(みそしる)にて煮(に)食(くら)ふ事 民(みん)  俗(ぞく)の習(ならい)となりてあり気脱(きたつ)を補(おきの)ふの義なりこれ  良(よき)餌食(くすりぐひ)なり○小児(せうに)痘瘡(ほうそう)内陥(ないかん)大人(たいしん)癰疽(ようそ)一切(いつさい)の腫(しゆ)  物口あかず腫上(はれあか)り遅(おそ)き者(もの)は味噌汁(みそしる)にて喰(くら)へは  妙々(めう〳〵)なり     菜類 一 萊菔(たいこん) 胸膈(けうかく)を寛(ゆる)くし大(おゝい)に気(き)を下(くた)し穀(こく)を消(せう)し中(うち)  を和(くわ)し痰澼(たんへき)をさる麺類(めんるい)の毒(どく)を解(け)し豆腐(とうふ)の毒(どく)を  除(のそ)き酒毒(しゆどく)を消(け)し魚肉(ぎよにく)の毒(とく)を制(せい)するの功(こう)あり○  煙草(たはこ)を吸(す)ひむせて死(し)せんと欲(ほつ)するにいたるも