翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

養生録 - 翻刻

養生録 - ページ 98

ページ: 98

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 の生(なま)にて喰(くら)へば忽(たちまち)ちいゆ○胸膈(けうかく)の内に痰飲(たんいん)ふ  さがりむねたへかたきものは熱湯(ねつとう)に大根のお  ろしを入れ撹(かきま)ぜ飲(のま)しむれは大(おゝひ)によし予(われ)多年(たねん)  利胸(りけう)の薬(くすり)にだいこんおろしをかきまわし効(こう)を  得(え)る事多し○頭痛(づつう)甚しき症(しやう)に大根のおろし  を少しつゝ鼻中(はなのなか)へそゝぎ入れば忽(たちま)ち治する也  左(ひだ)り病(やむ)むは左(ひだ)へ入(い)れ右なれば右の方へ入る両(りやう)  方ならば左右(さゆう)ともにそゝぎ入るなり妙々なり  ○干葉茎(だいこんのほしば)水(みづ)にてせんし浴湯(ゆあみ)すれば能(よく)湿(しつ)を逐(お)ひ  血(ち)を和(くは)し水を利(り)する事妙々なり婦人(ふじん)乾血(かんけつ)ある  の症(しやう)腰湯(こしゆ)をさせて妙々(めう〳〵)なり 一 生姜(しやうが) 風(ふう)寒(かん)湿(しつ)の邪(じや)を散(さん)じ胃口(いこう)をひらき飲食(いんしよく)を  すゝめ嘔吐(おうと)をやめ痰(たん)喘(ぜん)咳(がい)嗽(そう)を治(ぢ)し気(き)を下(くだ)し欝(うつ)  を解(げ)す按(あん)ずるに脾(ひ)の津液(うるほひ)を順(めぐ)らし営衛(えひゑ)を和(くわ)す  るの先導(みちびき)となる品(しな)故(ゆへ)に諸(しよ)服薬(ふくやく)に古人(こじん)多く加(くわ)へ  用(もち)ゆ聖人(せいじん)棄(すて)すして食(くら)ふとの給(のたま)ふは能(よく)胃口(い・こう)を開(ひら)  きて常食(じようしよく)を和(くわ)する剤(さい)には最(さい)第一(だいいち)たるを以(もつ)て也  ○姜茶煎(きやうさぜん)とて痢病(りひやう)流行(りうこう)の節はあらかじめふく  して免(まぬか)る方あり生姜(しやうが)三匁(さんもんめ)を能(よく)せんじ上茶をせ  んじ出し用れば甚よし○諸(しよ)咳嗽(がいそう)甚(はなはだ)つよきに飴(あめ)