翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

救荒鄙諭 - 翻刻

救荒鄙諭 - ページ 5

ページ: 5

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【右丁】   一夜ひたし滑汁(ぬめり)を淘洗い用ゆ蕨の粉と   一所に用ゆべからず 〇旋花(ひるがほ)葉《割書:あめふり花|》爛熟し水にひたし悪汁(あく)を   取て用ゆ長(なか)く食すれは頭暈(めまい)し又腹に   あたる事もあり続て食すべからず 〇問荊(すぎな) 爛熟しさわし用ゆ花を筆頭菜(つくづくし)   といふ食すべし瘡病(ふきでもの)ある人は忌 〇虎杖(いたどり)製方同断 妊婦(はらみをんな)には忌 【左丁】 〇蕨 平年飯の葱味(さい)【注1】に用るには灰湯(あく)にてうで   水にて淘浄し用れ共 饉(かて)のたしにするには   灰湯にて煮 流河(なかれかは)にひたす事一二日その後能   しぼり細に刻(きざミ)塩を入 飯の上にのせたくべし 〇紫茸(ゼんまい) 嫩芽を採り爛熟し淘浄し用ゆ 〇水芹(セり) 同断 〇稀薟(めなもみ)【注2】葉 爛熟し流水に一夜ひたし置   苦味をさりて用ゆ 【注1】菜の誤字ヵ 【注2】豨薟 キク科