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献上料理集 - 翻刻

献上料理集 - ページ 100

ページ: 100

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【右丁】     鯛ふは〳〵        交能摺のへとろ〳〵と仕候を鍋に下地少し鰹出し 一御煎鳥鍋   薄醤油あんはいに拵にへ上候時分右之摺ものを         入ふは〳〵と煑上候時さしを添差出し引候         て差上申候     濱焼鯛 鯛鱸等之丸燒煑浸此𩵋形の鍋に入熱く仕 一御濵焼鍋   臺にすへ差出し御引物御酒之御肴等にも         差上申候     くはゐ 豆腐に長いも摺交酒出し醤油にてあんはい仕 一御ほうらく燒     河たけ くはゐ河たけ午房をにしめ交合ほうらく     午房  にて焼匕引に仕差上申候    とうふ張         生之葉を油にて揚そろへ平茸を取合醤    あけ水菜 油薄あんはいの下地にて土鍋煎に仕匕箸 一御土鍋引     平たけ を添差出御引物御酒之御肴等に差上申候 【左丁】    春御吸物之部     ひれ  鯛の脇ひれにくを付こきの子盛合御 一御澄し    つくはね 吸口こせうのこ   こせうのこ     柴小鯛 三寸程の小鯛丸のまゝ塩にてあんはい仕 一同  土筆  土筆湯煑仕盛合うとめ薄く片入     うとめ     小蛤  小蛤から共馬刀小さるほう抜身塩あんはい 一同  まて  仕醤油少しくわへ蕗のとう薄く片入     小さるほう   蕗のとう    手永ゑび 手永ゑび湯煑仕丸のまゝ生わらびにしめ 一同  にしめわらび 詰さき下に敷山升のめ御吸口    木のめ         玉子の白身斗を茶釜にて振立淡の所     淡ゆき 斗段々にすくい熱湯におとし入幾重 一同 八重梅花 も段々にかけ候てこし高に仕塩あんはい         仕候て盛御吸口八重梅の花