翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

献上料理集 - 翻刻

献上料理集 - ページ 111

ページ: 111

翻刻

【右丁】         仕匕箸を添鍋引に仕候尤鍋に下輪すけ         申候おろしせうか小蓋物にて出し少ツヽ入申候     むし貝 味噌煑あわひ耳皮を去厚〳〵と切同わたも 一御重引    切そろへもとの煑汁を越て暖め御重に入申候     わた共に   みのてんかく 大根角に仕湯出古 椒(シヤウ)みそ付燒候上に花かつ 一御小皿     ほ揃へ付申候     大根古椒みそ     花かつほ    海鼠のわた このわたにこの子交酢少しかけ生姜の 一御猪口     せん置差上もうし申候     この子交     せん生姜    冬之御精進御さかな 一御盆篭引 祇園 豆腐薄燒に仕昆布の煑出しに燒塩にて      とうふ 下地仕葛を練かけおろし柚ちらし差出申候     白練葛     おろし柚 【左丁】    飯漬蓮こん ふとれんこん酢煑仕飯に長漬に仕浅くさのり 一御中皿 のり巻 にて巻小口切に仕寒たて置申候    寒たて    茶釜こんふ 青こんぶ二ツに折刻み懸ゆひ候て油上茶 一御内枌引    釜のことく仕ほし苦瓜にしめ盛添申候    干苦瓜    春御硯蓋物御鉢肴御軽臺之部    ひれ蒲鉾  鯛の尾を片中六歩程ツヽにさき串に挾みあ    焼小鳥   ふりかはかし鯛の摺身を付小板かまほこの通   竹の子くはゐ 燒申候小鳥醤油付燒くはゐ丸なから長 一御硯蓋 酢煎  むきに仕めを剥長く巻結候而薄醤油酢を    しそ巻梅  くはへ煑申候砂糖漬紫蘇巻梅其まゝにて    長せん柚干 梅干長せん刻に仕盛申候    のり巻   小かまほこ浅草のりをあふり巻て小口切に仕     かまほこ 午房せんに刻み醤油にて煑色付候やう 一長御硯蓋    金糸午房    築地玉子