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献上料理集 - 翻刻

献上料理集 - ページ 12

ページ: 12

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【右丁】 他所にては當坐鮓にも都而一塩仕候て酢は薄く 遣ひ漬申候得共爰元に而は生𩵋に而漬候方を 専賞翫仕朝夕之飯之處にも鮓斗も相用候に付 御飯之部に相記置申候粟飯又は豆腐之粕 にても漬申候 一馴《見せ消ち:酢|鮨》   𩵋之品々前に相記候通に御座候       尤作身之なれすしは當坐鮓之       作り身ゟ厚く大形に仕候海老は       馴すしに《見せ消ち:者|は》不仕候  是者何𩵋にても脊割に仕塩仕候而三日四日も  常之塩𩵋之通仕置塩能廻り候𩵋又は数日囲 【左丁】  置候塩𩵋遠国より参候塩𩵋に而も馴鮨に仕候  漬込候時分水洗仕しはらく塩出し候其間に骨  ひれを抜捨𩵋給へ見申候て給塩ゟ少々からめに  覚候時分水ゟ取上雫を絞り乾し候而上酒にて  右之𩵋浸直に上け飯をにきり腹に詰漬込申  候桶之肌幷𩵋之間々にも飯を入𩵋多候時分は  幾重にも重ね漬込候而上にも飯を置出候右  強く仕候早々馴し候には出し石少し軽めにも  仕候此通漬置候て夏は三日四日位冬は六日七日  或は十日程にも馴申候なれ候日数は時之寒  暖により遅速御座候数日漬置候而飯に匂ひ付