← 前のページ
ページ 121 / 154
次のページ →
翻刻
【右丁】
茎立菜 も葉斗も塩少し入もみさつと洗酢醤
筒篭茎立 油加減仕懸申候夏大根猶以宜御座候
めうかたけ 茎立菜之類ひしゆんきくのくきはし
ちさのとう はらくもみ置酒醤油懸申候
ちさ
大根三日四日程干漬申候大根の大小に不依
四斗樽一樽に塩壱升五合ゟ弐升五合迄
麹弐升ゟ五升位迄交漬申候初は押石
強置出し候時分ゟ押を軽く仕候得者大根
さふ〳〵と仕宜御座候
早く馴し候には塩少し麹増漬申候
一浅漬大根 久敷置候には塩を増麹を少々入申候
末々にては麹の代り
糠にても漬申候
大根を纲干置申候て生干に相成折廻して頭と
尾之方よほに行合候干加減に漬込申候
【左丁】
一卓廣漬羅蔔 四斗樽壱丁に糠二斗くらい塩四升程交漬申候
夏を越囲候には塩五升六升程仕候是は差
上候時分切候を暫水に出し置絞上酒に浸
差上申候
葉漬は京水菜八頭菜葛西菜蕪菜に
て漬申候根付之儘洗乾かし蕪の大ふりは
割小ふりは丸のまゝにて四斗樽壱丁に
塩弐升ゟ三升迄時節之寒暖旁見合右之内
一葉漬 増減仕候糀を布の袋に入早々に挍み漬
霜に逢候後 申候麹二升か三四升も入申候早々馴し候には
漬込宜御座候 糀増入久敷置候には糀少く入申候布袋は四も
五も数に入申候差上候時分は漬汁にて洗ひ
絞り酒に醤油くわへにへ立候時分菜を入さつと
にしめ差上申候馴候後は酒醤油を懸候斗
も能御座候
紀浮高菜白芥子菜茎立塩斗にてもみ漬