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献上料理集 - 翻刻

献上料理集 - ページ 143

ページ: 143

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【右丁】    春御重詰一組     橙ほろ   備前海月小たんさく酒せうゆにてもみ嫁菜     よめな交  五歩切橙のほろ交うと薄片赤茎交酢漬にて 一御浸 黒くらげ  詰合生醤油にて浸申候     酢うと       赤茎ともに    深作あいなめ あいなめ皮を引厚作湯懸水晒さつと仕能乾    湯引しゆんさい かししゆんさい茎巻葉付湯懸色能仕 二御刺味 名吉紅作り 名吉皮引大平作り赤身を上に作り回揃へ      畳たいらき たいらき小口重白髪のり洗ほくし詰      白髪のり  山葵酢みそつはの葉を廻中に溜申候    わさび酢    腹太丸すし 大いな脊割骨を抜飯沢山に詰丸漬あをりいか 三御すし     烏賊巻すし 随分廣片木くらけ小ゑひを飯に交いかに巻 【左丁】  木くらけ 漬申候御重に入候時分いなもいか巻も小口切に仕詰    小ゑひ入  塩穂たて片生姜間々に挟置申候   塩漬たて片せうか     鯛皮付  鯛皮付厚作浅草のりに巻漬蚫小たんさく漬     浅草のり 交弐寸程之切すしに仕海苔巻も小口切に仕詰     色付飯  合防風は蚫すしの小口に置申候寒竹の笋の 四御切すし   子丸にて壱寸宛に仕酢にて味を付蚫に漬交申候     防風   色付飯は薄黄色に焚申候     薄あわひ     寒竹笋    夏御提重     和ら煑   和煑のくしこ片そきに切竹の子小形に仕醤     くしこ   油にて煑染河たけほそ切にしめ厚のしの     新笋のこ  玉子堅く巻すしかいに仕青煑の若そら豆 一重にしめ 河たけ 皮共に紫蘇漬大こん粕漬の茄子いつれも           丸小口に仕候  粕漬茄子 蛸そら豆  しそ漬大根 のし玉子    竹の子紫蘇漬大根玉子にて八重花形に詰其外之品々にて    廻りを詰申候