← 前のページ
ページ 54 / 154
次のページ →
翻刻
【右丁】
弁に仕細たんさくに仕盛合御吸口
へきうと
雉子 雉子常体に作り長いもへき入甘
一御ひしほ煎 長いも のりときて薄たれみそにてあん
のり はゐ仕差上候
しんしよ𩵋の摺身におろし長いも
鹿の子 三歩一交酒にてゆるめ薄鉢に延候て
一御澄し しんしよ はらゝ子をしんしよの上に双へ熱湯に
総しゆん 鉢ゟ放し入湯煑仕大そき切に仕ひ
きく とつ盛 総(フサ)しゆんきく入差上申候
敷て
とろゝ常の通拵生海鼠何様にも片
【左丁】
こたゝみ 糸作りに仕蛤の湯出汁にて洗ねはり
一御とろゝ汁 青のり を取右のとろろをかけ青のりこせう
こせうの のこかけ差上申候是は蛤無御座候得者
こ 出来不仕候
薄蚫 蚫皮を薄く片取山の所ともに薄く片
千本〆治 下地にて千本しめし煑立候中に右の
一御福羅煑 蚫を入かき廻し差上申候煑過候は
こせう 不宜候至極和らかを好候には貝を打候て
のこ 拵下地に大根のおろし汁沢山に入仕立
候得者至極和らかに御座候
冬御精進二之汁