翻刻
【右丁】
菜 にんしんの葉 五か草
蓮の若葉 さしきの葉 くこ
榎葉 紫蘇 大豆葉
懸菜
右之内何れにても茎を去り
細かに刻みすひのふに入にへ湯
をとふし水にて冷し随分
能絞り置御飯常のことく焚
候て飯櫃に写候時分右之葉に
塩程見もみ《見せ消ち:交|合》せ御飯に振交
箸にてむらなくかき交暫ふとんに
【左丁】
包置宜御坐候
青大角豆皮共に小口より荒々
一青大角豆御飯 刻塩少々入米に交焚申候生に
て入候も不苦候得共青匂ひ過申候
尤少々候時分は生にて刻入宜
御坐候
一栗御飯 しふ皮を能去生栗に而米に交
焚申候是も塩加減能入申候
一むかこ御飯 いもか子水に漬皮をみかき
捨米に交塩を入焚申候
一空豆御飯(豊後国東にて夏豆と云) 青そら豆皮を去米に交塩を
入焚申候