← 前のページ
ページ 63 / 154
次のページ →
翻刻
【右丁】
秋御精進差味
こはくてん赤白二色に仕松たけ紙に包むし
こはくてん 焼畳て和哥布せんに刻酢にても
畳松茸 み小菊の花に塩練のうとんこ附上れ
一御蜜煎酒
もみわかめ いし皮斗刻みゆてもり摺せうかに
揚黄菊 練からし交合せ置久年母大片間に
苦瓜 置申候
合わさひ
久年保
生椎茸 生ほし大椎茸にしめ畳て生海松
青みる 焼そろへ胡羅 葡(フ)長せん湯引揃へす
糸にんしん
一御蓼酢みそ
簾麩 たれ不味付揃へ夕かほ青ゆて長畳
夕かほ に仕菊花枝付置申候
枝菊
小豆萌し あつきもやし塩ゆにゝ仕蓮根ゆて
蓮根 小口畳むき落し盛分ほしきゝやう
一御芥子酢みそ
さき桔梗
【左丁】
糸こんにや さつとゆてさきこんにやく糸刻み味付
しそ しそ刻み湯をとうし葉せうか大へき
大片せうか 弐枚ツヽ盛申候
冬御刺味之部
揆交 たい
さけ 鯛鮭かき分一枚ツヽ別々にもかき三枚重
肥後すいき ね肥後すいきさきて薄味付いな長作り
さきて
一御蜜煎酒
江ふな わさひおろし置久年保皮を取白み洗
糸作 去小口切に仕置申候
わさひ
菊 久年保
子巻鯉 鯉薄く片子茹能ほとき寒晒粉ねり
ゑんす ませ片面に付巻小口よりうす巻のこ
一同 さより とく薄く作りゑんす白水にふやし細
こふのり くさき細𩵋ほそ作りこぶのり洗ほくし
ちさ苗