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献上料理集 - 翻刻

献上料理集 - ページ 73

ページ: 73

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【右丁】      あかさ  を入刻みあへ束いも梅ひしをにて和盛 一切あへ うとの葉 そへ上に青とうからし小口切置申候      束いも      梅あへ      新とうからし      秋御猪口物          鯛の身摺て長いも酒少し摺交和らけ焼 一鯛當坐たゝき  塩加減能前日塩かきに仕置たつふりと成     雲丹   候て雲丹の塩辛盛添古酒を懸染花かつほ     染かつほ を揃へ置申候          さけ厚作り酢に浸置豆腐能絞り崩し          醤油少し塩を入炒雪花菜のことく仕右の 一卯の花漬鮭   鮭を酢に漬ほたて盛添申候      ほたで  塩さけにて御座候得者前廉水出仕厚く           作り身に仕酢なしにきらす漬 込(コミ)をし置           塩能出候を右の通漬置候宜御座候 【左丁】           蚫のわた生にて赤みそ焼此二色古酒に      こせう  て能摺水能にて越蚫の皮耳を去身斗 一蚫腸和 鹿の子  たんさくに仕塩酢にてもみしほり上右       くり  の膓みそにて和胡椒のこふりくりの才           の目上に置差出申候      しゝみ  蜆ゆてぬき銀あんゆて候て味を付木くらけ       銀杏  にしめ枝豆をゆてぬき取能摺候てぬ 一枝豆あへ 木くらけ たに仕越右の三色和交盛候上に唐から     輪唐からし し皮斗薄輪に仕置申候      新蓮根  蓮根湯煑仕薄小口そき候を交浸菊 一浸   黄菊花  花ゆて水に漬苦味薄く仕浸候て盛分に      するめ  仕候するめ細かに刻上に散し申候