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【右丁】
十六寸 概にへ候時醤油辛皮勝くりを入下の火を
一田夫煑 午房 軽く仕こけ付不申様煑候て田作りを入
から皮 交候て煑汁詰り候時砂糖を入交申候こけ
勝くり 匂ひ不付申様第一ニ御座候
田作り
砂糖入
からさけ 干そら豆ゆて皮を去からさけさつと湯煑
干そら豆 仕皮付は小形に切ほしかふ湯にてふやし
一野人煑 ほし蕪 大切長うと壹寸に仕丸むき右酒醤油
崩しうと 鰹出しにて右の具を交煑生姜大
片せうか へき跡ゟ入煑上申候
松前大鯨鯑 松前塩数の子ふたつに片水に出し置
一辛子和 にしめ 差上候時分急に絞りあへくし貝ゆに
くし貝 仕随分薄く刻み酒醤油にて煑染
盛添申候数の子はからし酢みそこく仕和申候
【左丁】
冬御精進指口物
針午房 皮午房大針に刻み銀あん丸のまゝにしめ
一梅醤和 銀あん 梅ひしほにてあへ申候
柚の皮荒刻み袋も少々入醤油酒水
ちろき にてとけ候程能にへ候時分摺潰し砂
一柚かう 盛合 糖摺交かうに仕越候て盛申候甘露子
湯煑仕薄皮を取にしめ盛合申候
森くるみ 炒黒こま焼くるみを能摺赤みそ酒をくわへ
煎くり 摺交候てすいのふにて撫越砂糖を合炭
一常磐みそ
生姜入 火にて酒の匂ひ止候迄ねり詰醒し盛針
せうか薄栗沢山に上に置差上申候