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献上料理集 - 翻刻

献上料理集 - ページ 95

ページ: 95

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【右丁】           れもむし暖申候      朧とうふ 朧とうふ壱盛分ツヽすくい取板にならへ      初茸   網鉄久に火を載せ上よりあふき焼煑申候 一御葛烹    せんにんしん 初たけ大振を揃へ大栗しんこに程ねちむき      大栗   ゆて入申候て煑申候後葛を引青柚をろ    おろし柚   し上に置申候      揚丸麩  なま麩葛水にてさつと引和らけ油にて 一御煎菜 新松茸  あけ丸のまゝ生松茸さき入京水菜湯      片柚   出そろへ長く切盛申候御吸口片柚     冬御平皿物之部      木目半弁 𩵋の摺身を板に薄く延菜の葉かふき     かもしゆば の葉をさつと湯引摺身の上に重ね又 【左丁】 一御葛溜り 金海鼠 其上に摺身を延庖丁のむねにて押寄       小口切 取候て湯煑仕小口より切重ね干ゆは長      もやし  せん刻揃へに仕佐渡串海鼠味付小口ゟ       長うと 丸切崩し長うと味付梅ほし湯煑仕      中梅干  盛申候たまりにて葛を練敷候上に右之           貝を暖め盛申候     むし貝耳付 小振の蚫味噌貝に仕耳付之儘切重ね長 一同   包いも  いもおろして紙に包湯出金茸薄味を付      金茸   むして葛たまりを敷盛申候      白𩵋   白𩵋を少し振むし赤貝片て芹はゆに仕      赤貝   揃へ切何も暖め盛葛をかけたまこの黄 一御葛懸 芹    身をおろし振懸申候      こし粉玉子か      くりの粉かけ      鳫    鳫の油皮斗を下地にて煎皮を取上身常の      せん麩  通仕鰹出しにて分け置平麩細引右之下地 一御のつへい      葛西菜  にて煑候て葛西菜生にてさつと      めうと