翻刻
かて物とす
うしひたい 茎(くき)も葉(は)も能(よく)ゆびきかて
物とす
○の
のにんじん ゆびき食ふ又かて物とす
のゝひる 苗根(ないね)をとりゆびき食ふ
又かて物とす
のこぎりは《割書:われもこう|とも云》ゆびきさはし細(こまか)にき
ざみねばりをもみさりかて物とす又ね
ばりを去(さり)ほして臼(うす)にてつき米の粉(こ)に
まじへ団子(たんこ)にし大豆(まめ)の粉をつけて食ふ
もよし又みそを合(あはせ)て焼(やき)もちにしても
食ふ
のぎく わか葉をとりゆびき苦味(にかみ)を
去(さり)て食ふ又かて物とす
○く