翻刻!料理本の世界

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かてもの - 翻刻

かてもの - ページ 22

ページ: 22

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 幾(いく)はくも念(ねん)を入(いれ)【いるヵ】べく又/味噌(みそ)塩(しほ)をまじ  へてくはねは大事(たいじ)に至(いた)るよしに候へは  かならすみそしほにて調(とゝのへ)食ふへく候事   ○村役共常々心を用へきケ条  凶年に当て穀(こく)につぐ大事の物は  味噌と塩とに候平年【左ルビ「つねのとし」】穀食(こくしよく)するだに  もみそしほなくしては穀の用をなさず  况(いはんや)穀食/乏(とぼ)しく木の葉草の根を食ふ  時をや然らは塩とみそとの世話(せは)に心を  尽(つく)すへし味噌仕入の法 ぬか味噌の法 米粃(こぬか)一石大豆二斗《割書:又一斗|にても》  塩二斗《割書:又一斗五升|にても》大豆を釜(かま)にて煮其釜  へこぬかを水にてしめり合ほとにねりて  入大豆の汁(しる)にて蒸(むし)とくとよくむせた  る時火を止(やめ)よくつき塩こぬか大豆の  おもひ合様に搗(つき)あはせ桶(おけ)に入置三