翻刻
十日ほと経(へ)て用る也久しく置て変(かは)らす
又法 米粃一石大豆一斗酒/糟(かす)一斗
製法前に同し
又法 米粃一石酒糟一斗醤油/渣(かす)一斗
こぬかを釜にてよく煮て搗合する也
酒糟なくは不入ともよし
又法 米粃八俵大豆一俵塩三斗五升こ
ぬかはいりてほとよきしめりに蒸篭にて
ふかし扨さまし人肌(ひとはた)ならん時/糀室(こうしむろ)に
込(こめ)糀にしてましへ桶に押置也
五斗味噌の法 大豆一斗/麴(こうし)一斗酒
糟一斗米粃一斗《割書:いりて|入るゝ》塩一斗右一同
に搗合置て用ゆ麴を不入ともよし
飛騨(ひた)味噌の法 大豆一斗塩三升常
のみそのことく製し用る也
末醤(たまり)の法 大豆一斗を能煮/熟(しゆく)し