翻刻
大こん
かぶらな
ごぼう
此/三種(みしな)今年の作毛覚束なきといふ
年次(としなみ)には必(かならす)山或/荒野(あれの)藪(やぶ)地なと堀
返して種を多くふりまき置へし
其年のかて物をも足(た)し又其根の残り
其実の散(ちり)たるか来年にさかへてかて
物の用をなし後々(のち〳〵)は自然生(じねんしやう)【左ルビ「ひとりをい」】となる
なり
やまのいも やまいもの実をむかこと
云此むかこを垣(かき)のほとり或山或荒
野藪地なと堀返して蒔おけは年々
にふとりて飢(うへ)を助(たす)け又常に堀出
して売(うり)たるも利あり年々無用の
地へ蒔ちらすへし