翻刻
にかゆり 実をとり藪地或河原
前なと堀返し蒔ちらすへし
○干かて数年を経て変らぬ物
ゆり 秋堀とり洗ひゆてゝ干寒
中の水に漬(つけ)をき春にいたりて又干
臼にてつき粉にして囲(かこ)ふ
いものこ 雪の中にてよくしみらかし
干て粉にし囲(かこ)ふ
いものくき 干して囲ふ
わらび かて物にする程に細(こまか)に切ほして
囲ふ
あかざ 干て囲ふ
くわひ 秋堀とり洗ひ二ツ三ツにきり
干て囲ふ寒中の水に漬置/春(はる)の日
にほして囲ふは猶よし用る時臼にて
つき粉にし雑穀(そうこく)【左ルビ「こめむきひえのるい」】の粉にあはせ団子