翻刻
にして食ふ
かわほね 根を堀とり泥(どろ)を洗ひよく
ゆてゝ其まゝ水にひたし二三日を経
て取上きざみ干て囲ふ用る時の製
方前に同し
ちんだぐり 落(おち)る時ひろひ干て少し
口のあきたる時臼にてつき箕(み)にてから
をふき去/篭(かこ)に入/滝(たき)かながれにひたす
事十日はかりして取上干て俵(たはら)に入
て用ふ用る時の製法前に同し
草木のもへはたち 去年の凶作に
今年必食物/乏(とほし)からんといふ其春は何
木にても何草にても嫰芽【左ルビ「おいはたち」】嫰葉【左ルビ「わかは」】を
摘(つみ)とりゆひき干一人のつもり五七
俵八九俵も囲ひてかて物を足すへし
嫰芽嫰葉のゆひきほしたるは草も